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病気

女性の肩こりの悩みは、男性よりも圧倒的に多い…

五十肩(肩関節周囲炎)

五十肩


五十肩(肩関節周囲炎)とは、“特に原因がはっきりしないのに中年以降におこる肩の痛みと運動制限をきたす疾患”です。
似たような症状をきたす、原因の明らかな他の疾患(肩腱板断裂 ・石灰沈着性腱板炎 など)がありますので、それらを検査で除外
した上で五十肩(肩関節周囲炎)と診断することになります。

※肩腱板断裂:腱板が損傷しているため、バンザイをするときに痛みが出ます。
※石灰沈着性腱板炎:腱板にカルシウム塩が沈着して急な炎症を起こし、激しく痛みます。

じっとしているときの症状
〇腕を動かさなくても肩や腕が痛む
〇寝ているとき、寝返りをしたり肩を下にしたりすると痛くて眠れない

動かすときの症状
〇手が挙がらない
〇服を着たり脱いだりするのがつらい
〇整髪できない

診療
投薬…痛みを抑えるために、鎮痛剤や湿布の処方

注射…炎症を抑えるためのステロイド剤や潤滑効果のあるヒアルロン酸の注射

理学療法…痛みが落ち着いたら、肩の動きをよくするために運動療法を中心のリハビリ

手術…なかなか改善がみられない場合には手術療法を行うことも

《診療を行っている医療機関》
安武クリニック  大分市今津留

実は、日本人の半数近くで見られる現象です。

乳糖不耐症

乳糖不耐症

乳頭が分解されず消化不良になる

牛乳などの乳製品の中に含まれる「乳糖」を消化吸収のため分解する「ラクターゼ」という消化酵素の小腸での分泌不足が原因で起こります。
乳糖を消化吸収できない結果、乳糖が小腸に水分を引き寄せ、下痢を起こします。
その後乳糖は大腸に入り、細菌によって発酵されてガスが生じ、鼓腸、腹部膨満、おなら、腹痛が起こります。
具体的な症状は、個人差がありますが、冷たい牛乳を飲むと下痢をしたり、おなかがゴロゴロしたりします。
一般に、大人になるとラクターゼ分泌が減少することが多いため、子供のころは平気だったけど、大人になってからだめになった人がいるのも特徴です。
ラクターゼはアジア人・農耕民族には少なく、北ヨーロッパ白人・酪農民族には遺伝的に多くみられます。

NG食品
牛乳      ※温めて飲んだほうが、乳糖が分解されやすくなり、おなかがゴロゴロしにくくなるとも言われています。
チーズ・バター ※加工の段階で乳糖が分解されていることがあります。
ヨーグルト   ※発酵により乳頭が分解されている、乳酸菌が乳糖を前もって消化していることがあります。
etc

対処
乳糖の回避
乳頭をあらかじめ分解した牛乳を飲む。
ラクターゼを補う
ラクターゼのサプリメントを服用する。



にきびは90%以上の人が経験する身近な病気です。

にきび

にきび

特徴

皮脂は肌にとって水分と同じようにとても大切なものですが、過剰にたまってしまうと白にきびとなります。
白にきびが進行して、毛穴が詰まった状態で皮脂が増えてしまうと、毛穴の表面が酸化して黒く見えます。 この状態を黒にきびといいます。
白にきびの周囲に、ほとんどの人の皮膚や毛穴に存在するアクネ菌が繁殖し、炎症を起こすと赤にきびができます。
炎症性のニキビが進行し、膿をもって化膿したにきびの最終段階が黄にきびです。
かなり症状が進行した状態なので、早めに治療をしなければ炎症が一気に悪化してしまう可能性もあり、痕になってしまうこともあるので注意が必要です。
にきび

思春期にきび

思春期にきび

特徴
Tゾーンに出やすい。
オイリー肌に出きやすい。

年齢
10代。特に10~17歳。

部位
Tゾーン、胸、背中。

原因
成長ホルモンの分泌量増加。
その影響で皮脂量が増えて毛穴にたまりやすくなるから。


大人にきび

大人にきび

特徴
Uゾーンに出やすい。
乾燥肌に出きやすい。
治りにくく長引く。
赤みやシミ、凹凸などニキビ跡が残りやすい。

年齢
20歳以上。

部位
Uゾーン、顎、口まわり。

原因
ストレス、睡眠不足、飲酒、喫煙。
紫外線、生理周期、不規則な生活。


皮膚科でのにきび治療

白にきび、黒にきび、赤にきび、黄にきび、全て保険診療で治療が可能です。

抗生物質の塗り薬
(アクネ菌を殺菌)

アクアチムクリーム・アクアチムローション
ダラシンゲル・ダラシンローションなど

抗生物質の塗り薬

毛穴のつまりを取る塗り薬
アダパレン・過酸化ベンゾイルなど

抗生物質の塗り薬

抗生物質の内服薬
ビブラマイシン・ミノマイシン・クラリスなど

抗生物質の内服薬

ビタミン剤
ビタミンC・B2・B6など

ビタミン剤

漢方薬
十味敗毒湯・荊芥連翹湯など

漢方薬

面皰圧出
小さな穴をあけて、にきびの中に詰まっている膿や古い角質を取り出す。

面皰圧出


保険外診療であるケミカルピーリング、ビタミンC誘導体は効果的です。
にきびの治療を行いながら美肌効果も目指せるのがメリットです。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングはグルコール酸、サルチル酸などを用いて古い角質を取り除きます。
古い角質を取り除くと肌の代謝、ターンオーバーが促され、新しい細胞が生まれ肌が若返ります。
たまっていたメラニンが押し出され、真皮のコラーゲンが増え、毛穴の角質にも働きかけます。

ケミカルピーリングの効果
にきび跡の色素沈着や赤みを防ぐ。
毛穴の開き、凹凸を防ぐ。
くすみ改善。
アンチエイジング:新しい皮膚細胞が増える。

ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体

肌への浸透力を高めたビタミンC誘導体は、飲むタイプではなく、化粧品として塗るタイプでより効果が期待できます。

ビタミンC誘導体の効果
美白作用:メラニンを抑え、シミを抑える。
皮脂の分泌を整える:皮脂のテカリやニキビの赤みを防ぐ。
コラーゲンを増やす:にきびの凹凸、しわやたるみを防ぐ。
毛穴を引き締める。
肌老化を予防する。

《にきびの診療をしている医療機関》
皮膚科
皮膚科市川医院  大分市中央町 大分皮膚科  大分市高砂町 しまだ皮ふ科クリニック  大分市田尻 つる皮膚科医院  大分市中島





40代から注意!早期発見、早期対応が大切です。

白内障

白内障

水晶体は目のレンズの働きをしています。

白内障は、目のレンズの役目をする水晶体が白く濁り、視界がかすんだりぼやけたりする病気です。
また、左右で明るさが違う、薄暗いと文字や絵が見えない、まぶしく感じる、ものが二重・三重に見えるといった症状も見られます。
白内障は40代からはじまり、50歳以上になると多くの方に水晶体に濁りが見られるようになり、70歳以上になると80%以上の人が罹患しています。


白内障の原因
本来は透明な水晶体が濁るのは、溶けにくくなったたんぱく質がたまるためです。

加齢
原因としてもっとも多いものは、加齢にともなう発症です。

糖尿病
糖尿病の合併症から白内障を引き起こすことがあります。

アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎の合併症としてアトピー性白内障があります。

ステロイド薬剤
アレルギー疾患の治療に使われるステロイド剤は、長期間使用すると白内障のリスクが高まる可能性があります。

外傷
目に物が当たったり、怪我したりなどの衝撃が、外傷性白内障の原因になります。

白内障の治療

点眼治療
あくまでも白内障の進行を遅くすることを目的とするため、点眼治療で水晶体を透明に戻すことはできません。
白内障を根本的に治すためには手術が必要となります。

点眼

手術
白内障の手術はすべて顕微鏡を使って行われます。
①まず、目に目薬により局所麻酔をします。
②水晶体を包む袋の前面に丸く切れ目を入れます。
③水晶体嚢の切れ目から器具を入れ、濁った水晶体を超音波で砕きながら吸引して取り除きます。
④空になった水晶体嚢の中に「眼内レンズ」という人工のレンズを入れ、固定します。
手術

手術は20分ほどで終わります。
局所麻酔で行うため、意識もあり、目も見えている状態で行います。
手術中は光がまぶしく、ピントが合わないので、通常ははっきり見えるということはありません。
手術後に見え方が安定するまでには、1?2ヶ月ほどかかります。

眼内レンズには、「単焦点レンズ」「多焦点レンズ」があり、白内障の手術には主に単焦点レンズが使われています。

「単焦点レンズ」
①保険適用 片眼 費用1.5万円~5万円
②1か所だけにピントが合う単焦点レンズなので
 「遠く(2m以上)」
 「中間(60cm~1.5m))」
 「近く(50cm以下)」
 の中から、どこがはっきり見えるレンズにするかを選びます。
③選んだ距離と違う距離を見るには眼鏡が必要になります。

「多焦点レンズ」
①保険適用外 片眼 費用30万円~60万円
②遠近ともにピントが合うため、ほとんどの距離で見えます。
③眼鏡を使わずに生活することも可能になる

《白内障の診療をしている医療機関》
眼科
野田眼科  大分市東春日町



早期に治療を行うことが大切

AGA

薄毛

薄毛も治療できる時代に…

薄毛=AGA(男性型脱毛症)は、日本人男性の3人に1人が発症すると言われている脱毛症です。
生え際や頭頂部の毛髪が薄くなったりするのが特徴で、男性ホルモンの影響が主な原因だと言われています。
AGAは治療せずに放置すると進行していきますので、早めの治療が大切です。

薄毛対策として実施しているもの

1位 市販の育毛剤を使う 26%
2位 薄毛対策シャンプー等を使う 25%
3位 自分でヘッドマッサージをする 13%
4位 生活習慣を改善する 11%
5位 市販薬を使う 10%

薄毛対策の金額

年代かけている金額かけてもよい金額
20代3,856円5,611円
30代4,695円6,363円
40代4,176円5,201円
50代3,170円3,836円
60代3,423円3,998円


医療機関で行われるAGA治療

AGAは男性ホルモンから変換したジヒドロテストステロンという物質が主原因とされています。
ジヒドロテストステロンの活動を抑制する治療をします。 しかし毛母細胞が死滅していると、発毛効果は見込めません。
なので、毛母細胞が死滅する前に治療を開始する必要があります。
なお、薬による治療効果は、80~90%の方に見込めるようです。

AGAの治療薬

薬の名前種類価格(月々)
プロペシア内服薬7,000円~10,000円
フィナステリド内服薬3,000円~7,000円
ザガーロ内服薬8,000円~11,000円
デュタステリド内服薬6,000円~7,000円
ミノキシジル外用薬4,000円~6,000円
代表的なAGA治療薬はプロペシアとザガーロとミノキシジルです。フィナステリドはプロペシア、デュタステリドはザガーロのジェネリックです。
ミノキシジルはプロペシアやザガーロといった処方箋治療薬とは異なり、一部市販されているのが特徴です。市販薬はリアップやスカルプD等です。
プロペシア・ザガーロには抜け毛を予防しAGAの進行を抑える働きがあり、ミノキシジルには発毛を促す働きがあります。
プロペシア・ザガーロ・フィナステリド・デュタステリドは男性には使用できますが、女性には使用できません。
女性はAGA(男性型脱毛症)を発症しないため、服用しても意味がありません。
ミノキシジルは男性でも女性でも使える発毛を促進させる薄毛治療薬です。
AGA治療は、保険診療ではなく、自費診療となります。薬代の他に診断料がかかります。

《AGA治療を行っている医療機関》
皮膚科市川医院  大分市中央町 しまだ皮ふ科クリニック  大分市田尻 つる皮膚科医院  大分市中島 えもと内科クリニック  大分市府内町